田島歯科クリニック|群馬県高崎市

  カラダの健康は、お口の健康から。
     あなたの笑顔と健康を祈ります。

HOME ≫ CURE&CARE ≫

CURE&CARE(治療とメンテナンス)

虫歯の治療について

 
 最近の傾向として、どんな虫歯にも白い詰め物(CR充填)がされているものが多々見られます。
 虫歯の部分を削り取った後は、何でも白い詰め物をすればいいのではないし、なんでも銀歯(インレー、クラウン)にすればいいのでもないのです。
 虫歯の場所、深さ、範囲、歯ブラシによる磨け具合、唾液の性状・量、歯の質、色んなことを総合的に判断して、どう治すかを選ばないと、当然それは悪くなってしまい、お金と時間の無駄になってしまいます。
「あそこの歯科に行けば白くしてくれる」なんて言っていたら大変なことになりますよ。
 保険の範囲ではどう治すのが最適か、自費の範囲までならどこまで患者さんの希望に添えるのか、一緒にきちんと考えて決めましょう。

 虫歯の段階と治療

cavity007 (1)
CO(シーオー)

 エナメル質は白く変色してきているが、軟化はしてない状態です。
 磨けていなければ、そのままC1・C2に移行して削らなくてはなりませんが、よく磨くことで再石化して正常に戻ることもあります。
 COと言われた場所は、通常よりしっかり磨きましょう。
 定期的に検診するからこそC1・C2にならずにすむので、検診の大切さがわかりますね。

cavity001
C1・C2

 虫歯がエナメル質に限局しているものをC1、象牙質まで達しているものをC2と言います。 
 虫歯の場所・深さ・範囲等によって、きちんと虫歯を削り取った後、最的な材料で修復します。
 C1ならばほとんど麻酔をせず治療ができますが、C2だと半分くらいの方は麻酔をしてから治療します。白い詰めものや、銀のインレーになります。

cavity003
C3(歯髄炎、根尖性歯周炎)

 残念ながら虫歯が神経まで達してしまっている場合や、歯の根の中が腐ってしまっている場合には、抜歯あるいは歯の神経の治療になりますが、当院ではできる限り神経の治療をして歯を残すようにしています。
 歯の神経の管は右の図のように単純な形をしておらず、とても細いし、複雑な形をしているし、見えないので、大きく口を開けないと治療ができません。
 神経の治療を自費診療として行うところもありますが、それだけお金と時間をかけても全てが成功するわけではないくらい大変な治療です。
 ですが大事な歯を残すために、お互い頑張って治療して、歯を残しましょう。
 4回くらい歯根の中を治療してから、かぶせものを作る治療に移ります。

cavity005
C4(根尖性歯周炎)

  歯ぐきの中深くまで虫歯が達している場合や、根の先の骨が腐りすぎている場合、根が縦に割れてしまっている場合は、歯を残すことができません。
  周りの歯や、カラダのために、症状がなくてもできるだけ早く取り除いてあげるのがいいでしょう。
 歯ぐきが落ち着いて平らになったら、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどで欠損部を補う治療に移ります。

骨粗鬆症の方の抜歯について

 最近まで骨粗しょう症の薬である『ビスホスホネート製剤』は骨の密度を低くさせない代わりに骨を作る作用も止めてしまい、あごの骨を壊死させてしまうと言われていたため、この薬を飲んでいる患者さんは当院では抜歯をしていませんでした。  
 2010年にはじめて日本で『薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)』が発表されてから約10年以上が経ち、臨床研究や症例の蓄積により新たな知見が増えました。 それによると、「抜歯前の骨粗しょう症のお薬の休薬の効果に対する根拠はない」とされていて、当初から比較するとMRONJに対する認識は大きく変わってきているのがわかります。
   むしろ今では感染源になってしまう要抜歯の歯は、早めに抜歯を行うことが推奨されています。そしてこのMRONJの発生を抑えたり予防するには、口腔衛生管理や適切な歯科治療が重要と考えられています。
   当院に通院し始めた時には骨粗しょう症のお薬は飲んでなかったとしても、途中から骨粗しょう症のお薬を服用し始める方も多くいますので、骨粗しょう症のお薬が始まったらできるだけ速やかにご報告してください。骨粗鬆症の方は、きちんと虫歯治療・歯周治療をしたのち、メンテナンスをしっかり行い、口腔内を清潔に保っていきましょう。

形成(歯を削って形をととのえること)

   歯の型をとる前には、必ず歯ぐきの状態が良くなっていないとキレイな歯型がとれません。
  患者さんにとっては全く見えないし、判らない所ですが、実は形をキレイに整えるのはその後の歯の寿命のために、とても重要なことなのです。
  字や絵を上手にかけない人が、上手に形成できるわけがありません。
  当院が25年以上多くの患者さんに支持されているのは、ぴったりした適合のよい長持ちする歯を作っているからでしょう。保険でも自費のものでも決して手を抜くことはありません。

メンテナンス

 
 当院では以下のような方に、月1回のメンテナンスを行っています。

歯ブラシが苦手な方
歯石の付きやすい方
歯周病が進んでしまって、歯を支えている骨が少なくなってしまっている方
歯並びが悪い等で歯が磨きにくい方
残っている歯が少ない方
歯ぎしり・くいしばりをしてしまう方
腫瘍などの粘膜病変を観察する必要のある方
虫歯になりやすい方 
 
 毎回ドクターが、きちんと磨けているか、歯垢・歯石はついていないか、歯ぐきは腫れていないか、出血・膿は出ていないか、歯の揺れはあるか、粘膜病変(口内炎、がんなど)はどうか、虫歯は進んでいないか、をチェックしていきます。
  口の中はとても過酷な環境であるため、歯を長持ちさせるためには、キチンとした治療が必要ですが、それと同じくらいメンテナンスもとっても大切なのです。スタッフ任せにしている歯科医院がほとんどですが、当院ではドクターが施行しています。
 このため歯や歯ぐきの些細な変化にもすばやく気付くことができ、早めで最小限の対応で済ますことができるのです。

親知らず

oyashirazu003
 現代人はあごが小さいため、前から8番目の歯までキチンと生え揃うことは、ごく稀です。
 少しだけ出ていたり、横向きに埋まっていたり、親知らずがそのスペースもないのに出てこようとすると、歯ぐきの腫れや痛みを起こすだけでなく、キレイだった歯並びも悪くしてしまいます。
 矯正を考えている方、矯正中の方は特に注意をしてください。
 せっかく大金と時間を使って歯並びをキレイにしても、親知らずを残しておいたせいで何年かすると歯並びが乱れてきてしまう方がとても多いのです。
 一度乱れてしまった歯並びは元に戻せないし、周りの歯の寿命を短くしてしまうため、できることなら親知らずは抜歯することをおススメします。(田島歯科では患者さんが希望しない限り絶対に抜歯することはありません!)
 群大口腔外科に在籍していたため、抜歯時間は最短で、抜歯後の腫れは最小に抑えることができます。

〒370-0801
群馬県高崎市上並榎町57-10

【電話番号】
027-364-8801

【診療時間】
-午前-
9:00~13:00

-午後-
14:30~19:00

【休診】
木曜午後・土曜午後・日曜・祝日

ブログはこちらをCLICK!

モバイルサイト

田島歯科クリニックスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら